ラクトフェリンの効果

赤ちゃんが母乳から摂っているというラクトフェリン。いろいろな効果があり,研究も進められています。ここでは,ラクトフェリンの効果について,またどのように摂取すると良いのか?といったことをまとめています。

ラクトフェリンの効果

スーパーなどで,「ラクトフェリンヨーグルト」というものをよく見かけます。このラクトフェリンとは何でしょうか?ラクトフェリンとは,たんぱく質の一種で,母乳や牛乳などに含まれています。特に,産後三日間に出る初乳に最も多く含まれていて,赤ちゃんの免疫力を高めたり微生物などから守ったりする役目をしています。ラクトフェリンは,多機能たんぱく質とも言われていて,このような免疫調整以外にも多くの効果があります。ブドウ球菌や大腸菌などの細菌から鉄分を奪いその増殖を抑えますし,腸内においては,善玉菌であるビフィズス菌や乳酸菌を増やす働きもします。また,アトピーや花粉症などのアレルギー疾患やうつ病といった精神疾患にも効果を発揮します。


ラクトフェリンの摂取について

ラクトフェリンは熱に弱い性質を持っています。ですから,加熱処理をした牛乳などの乳製品からの摂取は期待できません。また,酸や酵素で分解されやすいということも考えると,赤ちゃんの場合は,胃が未発達なために,腸まで届いて効果を得ることができますが,大人の場合は胃でほとんどが分解されてしまい効果はあまりありません。そこで考えられたのが,ラクトフェリン剤を胃で溶けないようにコーティングをしたものです。ですから,ラクトフェリンを有効に摂取しようと思えば,ラクトフェリン入りのヨーグルトなどではなく,胃で分解されないようにしたサプリメントを使うことをオススメします。安価なものから少し値の張るものまで,いろいろあります。

ラクトフェリンでメタボ対策

ラクトフェリンの健康効果に注意が向けられ研究が進むにつれて,さまざまな効果が発見されるようになりました。ライオンが2007年,12人の被験者を対象に,腸溶加工をしたラクトフェリンタブレットを使って,運動や食事制限は一切行なわずに研究したところ,2ヵ月後には平均でウェストサイズ4パーセント減,内臓脂肪面積22パーセント減の結果となりました。このように,ラクトフェリンが内臓脂肪を減少させるということを,実際に人を対象にして結論付けられたことで,今後研究が進められたり,商品開発が競われたりすることは間違いありません。それによって,いろいろなラクトフェリン商品が出て来るでしょうから,良いものを選ぶようにしたいものです。


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